新着情報NEWS
2018年9月16日 | 韓国・仁川にておこなわれた第17回世界剣道選手権大会において、高橋がトレーニングコーチを務めた男子日本代表チームが個人、団体ともに優勝しました。 |
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2018年7月11日 | アイルランド・ダブリンにて開催された8th World Congress of Biomechanicsにて2題の研究発表を行いました。 |
2017年9月6日 | 第50回日本武道学会、第2回国際武道カンファレンスにて高橋が研究発表をおこないました。 |
2017年7月24日 | オーストラリア・ブリスベンにて開催された17th International society of Biomechanics Conferenceにて2題の研究発表をおこないました。 |
研究内容
当研究室では、モーションキャプチャーなどの姿勢計測装置や筋電図、脳波等の計測装置を用いて、スポーツや日常生活における動作を科学的に分析する研究を行っています。モーションキャプチャーによる計測では、身体の関節等にマーカーと呼ばれる小指大サイズのボールを貼付し、それらの3次元な位置を時々刻々と記録します。
記録されたデータをもとに、マーカーの加速度や関節の角度変化等、人の動作の力学的な性質を見出すことができます。また筋電図や脳波計測といった電気生理学的計測装置は身体を動かす時に機能する神経細胞の微弱な電気的活動を検出することができます。現在、運動時でも測定可能な最新の脳波・筋電図計測装置を用いた研究も行なっています。
図1 モーションキャプチャーを用いたスポーツの動作解析
図2 eegosportsを用いた運動時の脳波測定
メンバー
教員:高橋健太郎
■略歴
横浜国立大学教育学部卒業、横浜国立大学大学院教育学研究科修了、日本体育大学大学院体育科学研究科博士後期課程修了。博士(体育科学)。
国立群馬工業高等専門学校准教授を経て、2013年より現職。
日本オリンピック委員会選手強化委員、全日本剣道連盟強化訓練講習会講師などを務めている。
■所属学会
国際バイオメカニクス学会、日本バイオメカニクス学会、電気情報通信学会、日本体力医学会、日本武道学会、日本体育学会
■連絡先
Kentaro[AT] kanto-gakuin[DOT]ac[DOT]jp
学生
学部が15名、大学院博士前期課程3名が在籍しています。
研究業績
最近の主な業績
剣道の応じ技における技術的差異 高橋健太郎、武道学研究48巻別冊、2015 Characteristics of the Gait in Elderly People with Exercise Habits K. Takahashi, M. Kawaguchi, ISB2015, Glasgow, 2015 |
剣道用踏込み力緩衝サポーターの開発 高橋健太郎、竹中健太郎、川上有光、武道学研究47巻別冊、2014 It is possible to estimate a kendo dan grade based on observations of a frontal practice swing? K. Takahashi, K. Muto, M. Kawaguchi, WCB2014, Boston, 2014 |
身体動作の特徴パラメーターを用いた居合道の熟練度に関する定量化 崔 雄、高橋健太郎 、武道学研究45巻1号、2012 |